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2016.11.11 手術室Live【第11回 東京ハートラボ プログラム紹介】
東京ハートラボでしか体験できない、心臓病診療の本質がここにあります。
榊原記念病院の手術室と会場をライブ中継し、2日目の午前中計6セッションに渡って、参加者全員でリアルタイムに質の高い経験を共有します。
プロ野球の日本シリーズを観戦するのに、わざわざ録画して見る人はまずいません。
野球選手が技を語る場所がバッターボックスやマウンド上であるように、外科医が手術を語るのは手術室です。
職種に関係なく参加者全員でコンフォートゾーンから飛び出し、心臓病診療の新たな領域に一歩を踏み出しましょう!
コアメンバーからのメッセージ
「手術に参加してみませんか!」
高梨 秀一郎(榊原記念病院 心臓血管外科)
「うわべだけでない真のハートチームはなかなか存在しないものです(東京ベイにはありますが)。東京ハートラボは10年間ハートチームのハートチームによるハートチームのための学びの場を作ってきました。 11回目の進化にご期待ください!」
田端 実(東京ベイ・浦安市川医療センター 心臓血管外科)
「10年前、内科医も対象にした手術ライブは私達が始めた新しい試みでした。今では手術ライブは東京ハートラボの柱です。
始まりは手術の見学でした。「見に来い!」これまでたくさんの外科医が私に手術を見せてくれました。自分が診断し、内科的に治療してきた症例がどのように治療されるか、止むに止まれぬ想いで手術室に足を運んできました
学生時代に経験したはずなのに、そこには全く新しい世界が展開されていました。そして画像や血液検査ではなく、抜き差しならない状況で戦う外科医がいました。始めたからには終わらにゃいかん、わけですから。
私は術中経食道エコーを通じて、さらに深く外科医と出会うことになりました。
私を育てた二つの言葉。「お前は誰だ!怒」(岡田行功)。もう一つは「先生の言う通り手術しました、で?」(高梨秀一郎)。手術に向かう心構えやチームビルディングに気づいた言葉です。
手術室は外科医だけのものではありません。ハートチームが地に足をつける瞬間です。
この経験を独占することは罪であり、東京ハートラボの使命は知識と経験の共有です。
2016年12月3日、4日は東京ハートラボ!」
渡辺 弘之( 東京ベイ・浦安市川医療センター)