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2025.03.30 ブラボー通信 2025/3/30
【ブラボー通信】「まずやってみる」から始めよう 〜敵とのコラボレーションより〜
土曜日の日本循環器学会 in 横浜、寒かったですね〜。
急遽インナーを買いに、会場近くのムラサキスポーツへ駆け込みました。
店内に入ってまず目に入ったのは、ド派手なパーカーと、髪の毛7色+ピアスがあちこち、なエネルギッシュな店員さんたち。思わず一歩後ずさりしましたが(笑)、寒さには勝てず、ダメ元で相談してみたところ——
結果、大正解でした。いろいろ一緒に探してくれて、ぴったりの一枚に出会えました。今まさにそれを着て、この文章を書いています。
やっぱり、まずは声をかけてみるって大事ですね。話してみれば、世界がちょっと変わる。そんなことを感じました。
さて、先週に続き、チーム作りに悩む方々にちょっとしたヒントを。
ご存知の方もいるかもしれませんが、アダム・カヘンさんの**『敵とのコラボレーション』**からのお話をシェアします。
彼によれば、従来の「頭の良い人が計画して、上の人が決めて、下の人が動く」型のコラボは、複雑な組織ではうまくいかないそうです。なぜかというと——
そもそも「正しい答え」が一つに決まらないから。
たとえば、同じ象を触っても、鼻に触れた人と脚に触れた人では全然違うことを言うように。みんながそれぞれ違う立場から「真実」を見ているわけです。
だからこそ、
「これが正しい!」という自分たちの正義をいったん横に置いてみることが、協働のスタートラインになるのかもしれません。
じゃあどうするか?
カヘンさんはこう言います。
まずやってみる。やりながら、修正していく。
計画よりも、対話よりも、とにかく一緒にやってみるところから始まる。そこからしか見えない景色がある。
今日は、日曜日。
ちょっと肩の力を抜いて、自分にも他人にも「正しさ」より「可能性」を。
そして明日から、ぼちぼち始めてみましょうか。
ではまた来週、暖かくしてお過ごしください!