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2024.09.08 ブラボ―通信 2024/9/8
【ブラボー通信】次のフェーズのTAVI、そしてコミュニケーション
皆さん、こんにちは!9月も始まり、長月の風が心地よく吹いています。うちの近所では花火の試し打ちがありました!試し打ちでもきれいdesune
さて、先日9月6日に開催されたTAVIの脳保護デバイスのセッション、いかがでしたか?私自身は、ちょっと驚いています。最初は「このデバイスを使うタイミングや対象って、いつどんな時?」という疑問を持っていたのですが、杉浦淳史先生、伊藤丈二先生、堀田怜先生とディスカッションを重ねるうちに、より大きな課題に直面しました。脳障害の範囲を四肢麻痺からせん妄まで広げる必要があるからです。まだまだ未知の、目に見えない、評価しにくい世界がありそうです。これはかなりの難題ですね。TAVIの捉え方は、非侵襲性や短い入院期間による寝たきりリスクの低下がメリットですが、ほかにも掘り下げるべきことがありそう。TAVIも導入期を過ぎ、次のフェーズに進む予感がします。もう少し考えてみたいと思います。
僕は最近、コミュニケーションの改善を目指して演劇ワークショップの準備を始めました。滑り出しは順調!とはいかずに、ちょっと難航しています。コミュニケーションに対する価値観の違いが原因です。価値があると思っている人にとっては有意義なワークショップでも、価値がないと感じる人にはただの邪魔に感じられてしまうのです。さらに、価値があると感じる人だけでワークショップを開くと、分断が進んでしまう可能性もあります。うーん、どうしたらいいのでしょうか。
多分、皆さんのハートチームでも似たような課題があるかもしれませんね。対立する価値観をどう乗り越えていくか、プランは1つではありませんよね!ランチで和食派と洋食派がいたり、飲み会が好きな人と嫌いな人がいたり、日常の中でもたくさんの違いがあります。でも、やってみなければ分からないこともたくさんあるし、全く別の切り口もきっとあるはず。
できれば楽しく、前向きに!笑顔でいきましょう!なんとかなりますって笑!
@channel
今週の東京ハートラボ、個人会員向けのイベントをご紹介します! お見逃しなく!
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・日時: 2024年9月9日(月) 20:00-21:00
・タイトル: 「第29回症例検討会」