プログラム紹介:ビデオライブ3『ここまできた弁形成術の進化』【第12回東京ハートラボ】

11月26日(日) メインセッション
ビデオライブ3「大動脈弁形成術は弁置換術を超えたか?」
Lecture『ここまできた弁形成術の進化』

ファシリテーター 岡田 行功(倫生会みどり病院 心臓弁膜症センター 心臓血管外科)
ファシリテーター 大門 雅夫(東京大学医学部附属病院 検査部・循環器内科 循環器内科)
演者 福井 寿啓(熊本大学医学部附属病院 心臓血管外科)

大動脈弁形成術は一般に大動脈弁閉鎖不全症(AR)症例に対し施行される。その最大のメリットは人工弁を使用せず自己弁を温存することにより、より自然な血流を得られることにある。
ARの原因は様々な要素が絡んでおり、弁尖自体の病変や上行大動脈あるいはバルサルバ洞の拡大や変形により弁輪が拡大して生じるものなどが原因として考えられている。2009年El Khouryらは原因別に系統立てた大動脈弁形成術を考案し、現在では広く利用されている(J Thorac Cardiovasc Surg 2009;137:286-94)。Type Iは弁尖の動きは正常だが大動脈拡大やST-junctionの拡大などで弁輪が拡大することにより生じるARでRemodeling手術やReimplantation手術が行われる。Type IIは弁尖が逸脱することにより生じるARで弁尖を縫縮したり釣りあげたりすることで修復される。Type IIIは弁尖の動きが拘束されることによるARで、硬くなった部分を切除したりパッチで形成したりすることで修復される。
これら以外にも二尖弁の症例でも弁尖や弁輪のバランスを整えることで形成が行われる。エコーやCTによるARの詳細な病態把握により大動脈弁形成術の成績が向上し、現在施行している施設は増加している。

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第12回東京ハートラボ

開催日:2017年 11月25日(土)26日(日)
会場: ステーションコンファレンス東京/THE GRAND HALL(品川グランドホール)
こちらから詳細をご確認ください。

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