2021/05/07 世界で一番長い(たぶん笑)症例検討発表会

お知らせ

東京ハートラボゼロ期生ライター 大脇 京佳
監修 渡辺 弘之 先生

4月から始動した東京ハートラボゼロ期生、6人程度のチームに分かれての症例検討発表会が5月7日夜7時から開催されました。20名以上の参加でほぼ全員が顔出し参加。業務終わりにドタ参加されたゼロ期生や当直で抜けざるを得なかったシニアフェローもいましたが、顔出しで濃い症例検討ができました。たぶん、世界一長くて深い症例検討会だと思います

症例は、HOCMで薬物治療をしていたものの、労作時呼吸困難が増悪してきた高齢女性。発表は1チーム5分間。事前配布のパワポ資料を各チームで読み解き、ディスカッションし、スライドにまとめて発表しました。このチームは前もって多職種でランダムに組み合わせて編成されたハートチームです。

画像所見を深掘りしたチーム、治療方針をあらゆる視点で検討したチームなど様々で、各チームで活発な議論が行われた様子が感じられました。中には集まることができなかったチームもありましたが、個人参加で積極的な意見を出してくれた方もいました。各チームの発表後、このミートアップで新たに作ったランダムなスモールグループに分かれて症状はHOCM由来かAS由来か、治療方針はどうするのかなどグループディスカッションを行い、発表会はどんどん盛り上がっていきました。

診断と治療でのフォーカスはここに集中しました。

  • HOCMとMR、さらにASもある複合疾患で、メカニズムは何か
  • なぞのヒラヒラ構造物は何か
  • HOCMとAS どっちを先に治すのか、それはなぜか
  • 治療はTAVIか、PTSMAか、Myectomyか、薬物治療か

そしてついに、実際の経過が、ゼロ期生 能見先生から発表されました。実際のハートチームは、どう診断しどんな治療戦略をとったか。見事な結果が発表されました。信州大学チームの実践に驚く時間でした。

さらに、この症例全体を通じてゼロ期生からの質問とシニアフェローのコメントが続き、最後まで活発な議論がされました。事前のハートチームディスカッションで検討したことで、能動的でとても充実した時間を過ごすことができました。終わってみれば2.5時間、たった1つの症例をこんなに長時間でディスカッションする機会は初めて、多分、世界一長くて楽しい症例検討会だったと思います。 次回は「EF目合わせ会」。検査技師の方からエコー画像の提示があり、目視でのEFを実測と比べていきます。とても面白そうな企画の提示に、参加者は皆ワクワクしているようでした。ゼロ期生の活動はさらに続きます!

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