プログラム紹介:感染性心内膜炎の標準的抗菌薬治療【東京ハートラボ2019】

今回は2日目のプログラムより、光武耕太郎先生のレクチャーをご紹介いたします。

2019年11月24日(日)8:35-8:50(予定)

『感染性心内膜炎の標準的抗菌薬治療』

埼玉医科大学国際医療センター 光武 耕太郎

感染性心内膜炎では、原因となった菌種とその抗菌薬感受性、罹患弁が自己弁か人工弁かによって抗菌薬が選択される。主な原因菌はViridans group streptococciとブドウ球菌属、腸球菌であり、治療の基本はペニシン系薬である。国内では、海外で標準的に用いられるブドウ球菌用のペニシリン(オキサシリンやナフシリン)が使用できず、ブドウ球菌に対してセファゾリンが第1選択薬となる。頻度は高くないものの、医療関連感染として発症することの多いMRSAでは、ダプトマイシンとバンコマイシンが第1選択薬である。リネゾリドは感染性心内膜炎に適応を有しておらず、血小板減少などの副作用が懸念されるものの有用性の報告はあり、サルベージ的に使用される。これまで感染性心内膜炎の抗菌薬治療においては、ペニシリンとバンコマイシン、ゲンタマイシンの3剤で大方の症例は治療されていたが、抗菌薬の選択は以前と変わらない部分もあれば変わった部分もある。現在の標準的治療について概説する。

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東京ハートラボ2019

開催日:2019年 11月23日(土)〜24日(日)
会場:TKP品川カンファレンスセンター/THE GRAND HALL
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